WikiPlan ~ITサービスでもつかえるクラウドファンディング、できました~
超低額クラウドファンディングサービス『WikiPlan』のベータ版を開始した。
時間が無い人は、1分で終わるので、動画だけでも観てほしい。
以下、WikiPlanがどんなサービスかを詳しく説明したい。
【目次】
今までのクラウドファンディングは面倒だ
新しいビジネスを始めたい、新しいイベントを開催したい、そんな起業家が資金を調達をするためにクラウドファンディングを使う機会が増えてきた。
素晴らしいプラン(言い換えるとアイデア、計画)と、素晴らしいチームはあるけれど、資金が無い。投資や借入の当ても無い。
そんな時に、クラウドファンディングサイトにプランを投稿すれば、一般の人達が資金を提供してくれる。
海外だとKickstarterやIndiegogo、日本だとREADYFORやCAMPFIREやMakuake。クラウドファンディングサイトはたくさんある。
でも、クラウドファンディングに投稿するのは面倒だ。
もう出来上がっているじゃんみたいな製品の写真を用意したり、出資金額に応じて何種類もの見返りを用意したり、写真と動画が盛りだくさんの紹介ページを作らなくちゃならない。出資がなくてもなんとかなるんじゃない?みたいなプランばかりがサイトに掲載されている。
素晴らしいプランがある、素晴らしいチームもある、でも、ビジネスを実現するための一歩を踏み出せない。製品はまだできていないし、たくさんの見返りも用意できないし、豪華なプロジェクトの紹介ページも作れないけれど、プランに共感してくれる人を集めたい。
そんな起業家のために、もっと手軽で、もっとシンプルなクラウドファンディングってできないだろうか。
目指したのは究極的なシンプルさ
WikiPlanは、あらゆる起業家に向けた、究極的にシンプルなクラウドファンディングサービス。
起業家が用意するのは、
- 事業計画書のスライドまたは事業を説明する動画
- 事業を説明する一枚絵的な画像
- 会社・サービスのロゴ画像
たったこれだけ。
起業家は素晴らしいプランだけ準備できていればいい。それだけで、資金調達という、事業を始める第一歩を踏み出せる。
例えば、ITサービスを始めようという起業家に是非使ってほしい。今までは、彼・彼女らに、クラウドファンディングを使うという選択肢はなかった。なぜなら、サービスもアプリもまだできていないし、見返りを用意できないからだ。
でも、ベンチャー企業の大半はITサービスをやっている。
GoogleもFacebookもAmazonもAirbnbも楽天もGunosyもはてなも、今までのクラウドファンディングでは資金調達をできなかった。
WikiPlanなら、大丈夫。
出資金は500円、見返りはシール
プランもチームも素晴らしいが、まだ計画書しかない企業にたくさんのお金を出資してもらうのは、やっぱり難しい。
だから、ユーザーが1つのプランに出資するの一律500円。それ以上出資することはできない。
WikiPlanは、もちろん資金を集める場所ではあるけれど、それ以上に、プランに共感してくれる人を集める場所だ。一人や二人といった個人からたくさん出資してくもらうのではなく、何十、何百といった個人から少しづつ出資してもらってほしい。
お金と権力を持った一人の個人に太鼓判を押してもらうより、多くの(見込み)ユーザーに"ウケる"ことのほうが、起業家にとっては、かけがえのない実績のはずだ。
そして、出資の見返りはシール。これはWikiPlanの運営が用意する。
ユーザーは、受け取ったシールを色々な場所に貼って、企業への応援の気持ちを形にしてほしい。
シールは、企業への共感の証であり、出資した企業が大きく成長した時には、自慢の種になる。
あらゆる起業家が最初に訪れる場所へ
WikiPlanはあらゆる起業家にひらかれている。新しいマーケットプレイスを始めたい、新しい福祉事業を始めたい、新しいメディアを始めたい、そんな人たちに使ってほしい。
起業する時には、まず、WikiPlanへ。
WikiPlanには、素晴らしいプランを見つけて応援したり、似たようなプランを考えているパートナーを見つけたり、500円以上の大きな投資可能性のある企業に声をかけたり、起業に関する様々な出会いがある。
現在進行形で起業に関わっている人も、今まで起業なんて興味が無かった人も、おもしろいプランを見つけて、500円を出資して、ロゴのシールをもらって、パソコンとか、ノートとか、車とか、自分のお店の壁とか、色んな場所に貼って、始まったばかりの企業を応援する、という仕組みが広まれば、起業が、延いてはあらゆるビジネスが、最高にギークで、最高に楽しい場所になるはずだ。
以上、長々とお読み頂きありがとうございました。
興味を持っていただけたら、ぜひ、WikiPlanを使ってみてください。