WordpressでWebメディアを自作しよう
flic.kr photo by mkhmarketing
クラウドファンディングと併せて、コンテンツに関する記事を配信するメディアを運営しようと計画している。
最初はWeb制作会社に外注してサイトを作ろうと思っていた。Webに関する知識や技術はないし、デザインもできない。自力でWebメディアを作るのは難しい。
外注することを前提に、Web制作に関する流れを勉強しようと、本屋で本を眺めてみる。大体が、
- プログラミングに関する本
- Webデザインに関する本
- SEOに関する本
といったラインナップだ。いや違う。欲しいのはこう、人に作ってもらって、デザインもお願いして、出来上がったものを運営していく、というような本だ。要件定義があって、開発があって、運用があって。そんなWeb制作の流れが分かる本が欲しい。
色々探して、これかなと思ったのは以下の2冊。

小さな会社のWeb担当者になったら読む本 ―ホームページの制作から運用・集客のポイントまで
- 作者: 山田案稜
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2012/12/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 4回
- この商品を含むブログ (4件) を見る

Webディレクション標準スキル152 企画・提案からプロジェクト管理、運用まで
- 作者: 日本WEBデザイナーズ協会
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2012/03/15
- メディア: 大型本
- 購入: 2人 クリック: 42回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
買った本を読んでいると、やはり、外注すると結構な金がかかる。数十万円から高いと数百万円。覚悟はしていたが、ガッツリ軍資金を食われてしまう。金をたくさんかけて外注して、イメージと違うサイトが出来上がるリスクもある。
Webのことを何も知らなかったので、CMS(Contents Management System)という言葉もこれらの本を通じて知った。
メディアを運営していくには、随時更新を前提にしたサイトを構築しなければならない。CMSとはWebを構成するテキストや画像をDBに格納し、データベース言語でこれらのデータを取り出し、スクリプト言語を用いて動的にHTMLを書き出すシステムだ。便利な管理画面が実装されていて、毎度HTMLやCSSを書かなくても、サイトを更新できる。
WordpressやMovable Type、Joomla!といったシステムが一般的で、WordpressやJoomla!はフリーソフトだ。
本を読み進めるうちに気づいたのは、CMSを導入すれば、高い技術力が無くても、Webが構築できるということ。
CMSでは、デザインの基礎となる"テーマ"を選び、各ページに表示させる"パーツ(ウィジェット)"を配置していくことでサイトを構築する。既存の"テーマ"から大きくカスタマイズする要望が無い限りは、スクリプト言語をいじることも無い。
これだったら、自分でもできるんじゃない?
大規模なWebメディアでもCMSを用いて構築されている。Wordpressが最も一般的で、使いやすそうだ。
よし、決めた。WordpressでWebメディアを自作しよう。そうすれば外注費も節約できる。自分の想像と違うサイトが出来上がることも無い。自分で作るんだから。
さっそく教本を買ってきて、Wordpressをダウンロードしてみた。

基礎からのWordPress 改訂版 (BASIC LESSON For Web Engineers)
- 作者: 高橋のり
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2015/04/18
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
テーマも豊富だし、ウィジェットを追加するだけで、画像がウィーンってスライドするやつも簡単に導入できる。カスタマイズするためのPHP知識もなんとかついていけそうな気がする。
というわけで、Webメディアの稼働に向けて、XAMPPでApacheとMySQLを立ち上げて、Wordpressをカスタマイズしている毎日である。"MH magazine"というテーマを使って、デザインをちょこちょことカスタマイズしていく予定。それに会社ロゴを含むTOP画像を作らないといけない。
なんでも自分でやらなければならないが、それはそれで楽しい。
よーし、Web構築ができたら、次はAdobe Cloudを導入して、自前でイラスト・デザイン・写真加工できるようになろうかな(小並感)