読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

大阪でベンチャーやってます

ベンチャー/スタートアップ(と時々趣味)に関する記事を書くブログ

ハッカソンにプランナーとして参加してきた

ビジネス 起業日記 ベンチャー

Wikimedia Hackathon 2013, Amsterdamflic.kr photo by Sebastiaan ter Burg


7月8日・7月12日と二日間にわたって行われた大阪イノベーションハブ主催のハッカソン『第6回LODハッカソン関西 観光・イベント×オープンデータ』に参加してきた。大阪市が公開する観光・イベントのオープンデータを使ってアプリを作るというものだ。


プログラミング技術に乏しいので自分には無縁の類のイベントかと思っていたのだが、


『新しい立ち上げた会社でエンジニアを探してまして…』


と大阪イノベーションハブの担当者の方に相談したら、


『イベントに出て探してみるといいですよ』


と勧めてもらったので、おっかなびっくり参加することになった。

まずはアイデアソン


7月8日はグランフロント大阪の大阪イノベーションハブでチーム分け。大体、"プランナー"・"デザイナー"・"エンジニア"といったバックグラウンドの人が集ってチームを作る。とはいえ、3種の人が均等に集まるわけもなく、偏ってしまうのが常らしい。やはりというか"プランナー"が多い。自分もそうだが、口は出るが手が動かない厄介な人種である。


筆者が入ったチームはエンジニア1人、プランナー3人の編制。社内エンジニア・営業・市職員・ニートといったバックグラウンドの人が集まった。


このチームで観光・イベントをテーマとしたアプリを考える。模造紙にアイデアを書いた付箋を張り付けてあーだこーだ。


大阪市の悩みは"イベントの周知がうまくいっていない"・"外国人観光客がアクセスできる情報が少ない"とのこと。様々なイベントが並行して行われるが、"何処で何時、何が行われるか"が観光客に伝わらない。そんな悩みを解決するアプリを開発できないか、という志向で今回のハッカソンを協賛したらしい。


イベント周知するために必要なアプリってどんなもんだろう、と喧々諤々チームで議論を交わす。グループワークをやっていて思うのだが、全く落としどころが見えないと思った状態でも、議論が進むにつれ、何らかの終着点に落ち着くものだ。この緊張感は一人で考え込んでいても得られない代物だと思う。


結局、"決定しているスケジュールを入力したら、まだ決まっていないスキマ時間の観光内容を自動で提案してくれるアプリ"というのを考えた。名前は関西らしく"ひまやねん。"………まあ言いたいことは分かるが、そっとしてほしい


ここまでがアイデアソンで、12日が"ひまやねん"を実装する本番だ。

いよいよハッカソン


12日は場所が変わり、大阪大学中之島センターで開催された。


8日には4人程度の規模で6チームあったのだが、12日にやって来たのは3分の2~半分程度。我がチームはプランナー1名離脱、エンジニア1名助っ人参加の1増1減だったので、編制に大きなダメージは無かったのだが、プランナー一人残して他全員不参加いったチームは他チームと統合されていた。こういうイベントは人数が合わせが面倒なんである。


この日与えられた時間は10:30~17:00まで、6時間半。この間に何とかアプリを作らなければならない。短い。ヤバい。


エンジニア班はひたすらオープンデータを解析して、Android開発環境でごりごりコーディング。プランナー班は画面遷移図を作ったり、スプラッシュ・アイコン画像をしこしこつくった。


プランナーは座ってお茶飲んでいるだけかと思ったらそうでもなかった。


午前中のうちに方眼紙に画面遷移図を書いてエンジニア班に渡す。時間的に実装できる画面数は限られるので、できなかった画面は画像データで紙芝居にしようとの作戦。とはいえ、参加していた殆どのチームが部分的にしか実装できていなかった。


作業中にふと他チームを見渡すと、もくもくとPCに打ち込んでいるチームや、PCを触らずに人工知能延いては日本社会の未来について議論しているチーム等、様々であった。我がチームは役割分担がしっかりできて、必要最小限の議論だけで殆どの時間を作業に充てられたので、効率よく開発ができた。チームメンバーの皆さまに感謝である。


エンジニア班が、


『オープンデータをアプリから直接アクセスして抽出できねぇからめんどくせぇ』


と嘆きながらUIと処理を必死にコーディングしている横で、筆者はスプラッシュとアイコンをデザインする。単純化した通天閣の真ん中に顔があるという太陽の塔のようなゆるキャラ(?)をパワーポイントで描いた。こんな感じ。


f:id:ktadaki:20150714101020p:plain


太陽の塔とロシア構成主義テイストのパクリマッシュアップである。我が社・我が地域のゆるキャラとして採用したいという要望があれば、版権についてご相談差し上げますので、但木までご連絡ください。


なんやかんやで時間が過ぎていき、動くところは仕上げて、動かないところは紙芝居用の画像データを作って、タイムアップ。


我がチームは4チーム中3番目の順番で、エンジニア班が皆の前で発表した。紙芝居とアプリの実際の動きを交えていい感じのプレゼンテーションができたので、オーディエンスの反応も上々であった。


全チームのプレゼンテーションの後、参加者による"出来が良かったと思うアプリ"の投票が行われた。そして、なんと"ひまやねん"が1位に輝いた。まさかの、である。チームメンバーに大感謝だ。


ハッカソンが終わった後、様々な方と名刺交換ができた。当初の目的である"エンジニアを探す"という目的も達成できた。


プランナーとして参加したハッカソンだったが、機能要件やらデザインやら、チームに貢献できることは、なんやかんや多かったように思う。


とはいえ、やっぱりコーディング要員として参加できたらいいよね。出来る言語がVBAABAPという塩と胡椒が無くてターメリックとシナモンしかないみたいなスキルセットなので、まずはPHPを覚えるところからスタートしたい。