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「こじれた感性」と「肥大化した教養」を刺激する全方位カルチャーガイド

ネタバレしない程度の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の感想

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(出典:『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公式サイト)


きぃえええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!


全然頭に入ってこねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!


「宇宙!!! 宇宙!!! 宇宙!!! 」


「よーやく落ち着いてきた!!」


「ほぇー」


「なるほど」


「こっちサイドの話ね」


「ふんふん」


「ふぉぉぉぉぉ!! BB-8くっそかわぇぇぇぇぇぇぇぇ!」


廃墟! 廃墟! 」


ナウシカ! ナウシカ!


「はー」


「でかいなー」


「ふーん」


中の人がお前か!


「ふーん」


「今度はお前か」


「おー、何やら!」


「エピソード1でもこんなシーンあったな…」


「はー」


「機械いじりといえば、ねえ」


お前面白いなwwww


「ふぉぉぉぉぉ!! BB-8くっそかわぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!」


「はー」


「お前はキングダークか」


「お前はそうか」


「なるほど」


「スターウォーズでどきがむねむね的な」


「ファルコンフォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


「ドッグファイトフォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」


「なんかきた」


「ほぇぇぇ」


「おっさんと毛むくじゃらフォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」


「おま、変わってないwwww」


「あーそうね」


「宇宙人と変なドロイドフォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」


「こんな奴おったかな…」


「そうね」


「うんうん」


「わかる」


「そろそろ終盤にさしかかるからな」


「うお、なんやそれ」


「こわいこわい」


「ゴマダレーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」


「からのフォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」


「なんかいっぱいきた!!」


「もうだめだ―!!!」


「やっぱり来たー!!」


「ドッグファイトフォーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」


「あーそういう」


「なんやねんその武器www」


「ババァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!」


「あとやっぱりお前もおるよなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」


「あー」


「取るんかいwwww」


「あれwww」


「覚醒ェェェェェェェェェェェェェェ!!!」


「からの作戦会議ィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!」


「エリア88!!!トップガン!!!エリア88!!!トップガン!!!」


「ハイパードライブフォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


「ふぉーーーーー」


「なんかもう、あーーー!」


「空中戦ふぉぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


「パイロットのアングルふぉぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


「スキマ!!!!スキマ!!!スキマ!!!」


「あぁぁぁなんかこのロケーションはぁぁぁぁぁぁぁ」


「ギィァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」


「おまえかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


「今でそれはちょっと無理ちゃうかーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」


「あーーーーーーーーーーでもなるほどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」


「それならまぁええかなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」


「爆発ふぉぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」


「なんかこんな場所見たことあるぅぅぅぅぅぅ!!!」


「あーーーーーーーーーまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいっかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


「ふー」


「あれ」


「終わるな」


「終わるな終わるな」


「終わるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


「あぁぁぁぁぁぁぁここかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


「あぁぁぁぁぁぁぁ終わったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


「次いつぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


「とりあえずパンフ読んでタマフル聞くぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


現場からは以上です。

Adobe Creative Cloudを導入したら「新しいビジネスの作り方とデザインの関係」が見えてきた

Adobe Creative Cloud[2015年度版]12か月版 Windows/Mac対応 [オンラインコード]


以前からAdobeのソフトの体験版を使っていたのだが、意を決して、Adobe Creative Cloudのコンプリートプランを契約した。月額は4,980円。収入のない身としては、決して安くない。


でも、これはとんでもなく便利だ。


前の記事にも書いたが、Youtube動画を作りは始めた。


ktadaki.hatenablog.com


動画を作るには、映像は必要だし、アニメーションも必要だし、絵も必要だし、音も必要だ。とかく、様々な素材を扱うスキルが必要になる。


作り始める前は、


「専門家じゃないから、絵を描いたり、動画を編集したりなんてことは絶対無理だ」


と思っていたが、やってみると意外にできるものだ。


映像をテンポよくカットして、SEをつけたい。Premiereなら、映像と音をドラッグ&ドロップするだけ。


挿絵を入れたい。Illustratorなら、下絵を取り込んで、パスでなぞるだけ。


Youtubeチャンネルアートをつくりたい。Photoshopで画像を加工して、Illustratorに配置して、いい感じのフォントで装飾すれば、こんな感じの仕上がりだ。


www.youtube.com


デザインが重要だ、これからはデザインの時代だ、と色々な人が言っている。DeNAの南場さんは「DeNAの将来はデザインにある」とまで言っている。


"自分が作ったものがどのように見えるか"、"どのように体験してもらえるか"、といったテーマがビジネスの中心になる時代だ。


どんなビジネスパーソンも、デザインを無視できない。


デザインの知識と技術を身に着ける必要がある。


しかし、ハードルは高い、ように見える。


パスで何かを描くというのは、素人目には異次元の技術に見える。だから、Webページに表示する小さなアイコン一つを用意するのに、デザイナーに頼みがちだ。


勿論、こだわったデザインを作るにはプロに頼まなければならない。


でも、こだわらない小さなアイコンだったら、自分で作ってもいいじゃない。解像度設定して、Illustratorでパスを描けばいいじゃない。


筆者は、コンサルをやっていた時、パワーポイント資料ばかりを作っていた。オートシェイプの図形の組み合わせだけで、なんとか資料を作っていた。こんな感じの図形が欲しいんだけど、という場面は何度もあったが、自分で作れないからいつも妥協していた。


Illustratorがあれば、自分で作れる。必要なものを、必要なだけ。こだわらなければ、ほんの短い時間で。


今ならできたのに。


自分で作るようになると、プロがどれだけの技術をもって、様々なものをデザインしているのかが見えてきた。デザインが違って見えてきた。


そして、色々な人が言っている「新しいビジネスはデザインが中心になる」ということの意味が、ようやく分かってきた、ような気がする。

日本のビジネスには童貞力が足りない

ForbesJapan (フォーブスジャパン) 2016年 01月号 [雑誌]


Forbesの2016年1月号の特集は『凄いスタートアップ55選』。毎月Forbesを購入しているのだが、この号を買うのをためらってしまった。


本屋でちらっと立ち読みすると、そこには、今をときめくベンチャー企業の名前と、簡単な説明、そして、スーツを身にまとった経営者の写真。


Forbesと言えば、長者番付をしたり、経営者のハイランクな生活を紹介したり、イケてるビジネスパーソン向けの記事が多い。内容は"意識が高い"のだけれど、紹介されているのは能力があって成功しているビジネスパーソンのため、説得力がある。バランス感覚に優れた雑誌だ。


だが、この特集には首をかしげてしまった。


意識の高さと内容のバランスが崩れている。ベンチャー経営者達がただの成功した金持ちのように描かれている。


編集者の、


「ベンチャーの成功って金でしょ」


「大企業に買収されて、キャピタルゲインで億という金を手に入れて、タワマンに住みたいでしょ」


みたいな声が聞こえてくるようだ。


いや、まあそういう人もいるかもしれないが、そうじゃないんだ。


ベンチャー経営者って、こう、屈折しているはずだ。


金を持っている人間にまともな人間はいるが、会社を興して、巨大な企業に育て上げられる人間にまともな人間はいない。みんな頭がおかしい。


でも、ドがつく天才で、創造力があって、ビジネスセンスがある。


学生時代にモテまくった頭のいい奴は、二十代で商社に就職して、三十代でニューヨークに赴任して、四十代で役員になる。


学生時代にモテなかった頭のいい奴は、二十代で会社を興して、三十代で億という金を手に入れて、四十代で伝説になる。


学生時代にモテなかった奴は、承認欲求を肥大化させる。人間関係を作るのが下手で、女もよりつかないが、その反動で世間に認められることを追い求めるようになる。そこにいるあなたではなくて、どこかにいるだれかに認めてもらうことで、自分の自意識を保とうとする。


そして、一度童貞をこじらせると、それを残りの人生で挽回することはできない。例え女性と関係を持った後でも、童貞のジレンマからは逃れられない。


とてつもない才能を持った人は十中八九、童貞をこじらせている。彼らは、ヤリチンがセックスに費やす時間や気力を、技術や創造に費やすことができるからだ。


だから、今をトキめくベンチャー企業の特集が、スーツを着た男たちのポートレイトではおかしい。そんな、ステレオタイプの金持ち、成功者の描写は、ベンチャーで成功した創造力がぶっ飛んだ人にはふさわしくない。ラリーペイジにブリオーニのスーツは似合わない。


ベンチャーの成功が、金持ちになること、と定義されてしまったら、ベンチャー生態系が、意識が高くて、表面的で、頭の悪い奴ばかりになる。


「大企業の時代は終わったよね」


「自分と会社が一緒に成長できる環境だよ」


「スタート地点が既にグローバルなんだよね」


みたいなことを言う気持ち悪い奴ばかりになる。


ベンチャーはもっと創造力のある童貞に寛容であるべきだ。そして、間違いなく、革新的なビジネスは、そんな童貞をこじらせた奴からしか、産まれない。


ジョブズもベゾスもザッカーバーグもイーロンマスクもホリエモンも、ぶっ飛んだ天才は、みんなこじらせているはずだ。


もし、孫正義が学生時代にヤリチンだったら、俺は今すぐに自分の会社をたたもう。